”Frohe Ostern!!”
卵;
イースターの季節が近づくと店のショーウィンドウやデパートの特設売り場にはデコレーションの品々が綺麗に並べられますが、その中でも目をひくのはイースターならではの゛卵゛でしょう。
卵には大きく分けて二種類あります。ひとつは色付けをして室内や庭のあちこちに隠し子供がそれを探すゲームに使うゆで卵、もうひとつは生卵の中身を出して殻に絵付けをして新芽のついた枝などに吊るして室内に飾るものです。
現在では市販のものも種々出回っていますが、やはり家庭で手作りするのが伝統的でその為の道具も数多く売られています。
手作り卵用の道具あれこれ;
Eierfarbe(染料):ゆで卵を作る際に水又は湯に溶かして着色してしまう。
Farbestebchen(スティック状の染料):ゆでたての卵に色付けしたり絵を描いたりする。
その他に最近では自然派ブームで、たまねぎの皮やあかね草、ゼニアオイなどを使った草木染めなどもあります。絵付けは普通の絵の具も使われていますが、デパート等イースター特設会場へ行けば専用の絵の具が売られています。
卵の中身を出す道具:卵の上下に穴をあける針と、その穴を通して中身を押し出すスポイトがセットになっているもの。これがあれば生卵の中身を殻を壊さず上手に取り出せます。
卵型グッズには他にも木製のものや、色とりどり大小さまざまなろうそくなどもあり、ちょっとしたお部屋のインテリアに最適です。
花:
春になると真っ先に花を咲かせる水仙はその色合いからもイースターのイメージにぴったりでドイツ語でOsternglockenすなわち「イースターの鐘」と名づけられています。その鐘を思わせる花の形が好まれているのでしょう。
その他にもこの季節に花屋に並ぶさくら草やチューリップ、ヒヤシンスなども好んでイースター用のフラワーアレンジメントに使われています。
うさぎ:
春先にたくさんの子供を産むうさぎは、子孫繁栄のシンボルと言われていてやはり新しい生命の誕生を思わせる卵と結びつけられました。イースター当日の朝に「うさぎが隠した卵を探すゲーム」をする由来です。
料理:
イースター当日の朝は子供が庭や部屋のあちこちから探し出したゆで卵をはじめ、卵料理を中心に楽しまれます。夕食のメインディッシュには羊肉やうさぎ肉の料理が一般的ですが、両方とも苦手とおっしゃる方には、羊型やうさぎ型をしたミートローフ用の型も売られています。羊はキリスト教の「子羊の生贄」から由来したものです。
菓子:
卵やうさぎ型のチョコレートはスーパーに山と積み上げられていますし、絵付けをする為に取り出した卵の中身でケーキやクッキーを焼くのもいいですね。イースター用にうさぎや羊などのケーキ型、クッキー型も出回っています。