ラインブリュッケ
(以下RB): |
今回は、もうすぐ1年間のワーキングホリデー期間を終えて日本に帰国されるAさんと現在、デュッセルドルフでワーキングホリデー生活されている4人の方に気軽に話し合っていただき、情報交換も含め有意義な時間を過ごせたらと思います。
では、Aさんから自己紹介をお願いします。 |
| Aさん: |
メール交換で知り合ったドイツ人の友人宅に居候の形で滞在、自分以外の日本人は誰もいない環境の中、「自分探し」の1年間を過ごしました。私の場合は滞在期間中に仕事はしませんでしたので、その方面の情報はありませんが、旅行先の話などできると思います。 |
| Bさん: |
日本でパン職人として3年働いていました。昨年末、ドイツのパン造りを覚えたいと思い立ち、年齢制限も迫っていたので急いで手続きをし、2月に来独しました。妻も同意、同行してくれました。3月、4月は"Goethe
Institut"でドイツ語を集中的に勉強、同時に職探しをし、5月から働いています。
僕の場合は最終的にはドイツからパン造りの技術を持ち帰り、日本でパン屋を開業したいという目的で来たので、2年間はしっかり学びたいと思っています。幸い雇い主がこの希望を理解してくれて、2年間の採用確約をしてくれたので、その書類を持って労働ビザを申請中です。 |
| Cさん: |
友人(デュッセルドルフ在住)を通して情報を収集、自分自身の「ヨーロッパの生活を体験したい」という目的地として、ここデュッセルドルフに来ました。もともと庭園に興味があり、日本では花屋で働いていました。1年間の滞在中にたくさんの庭、公園などを見て回りたいと思っています。8月中旬からはデュッセルドルフの隣町メアブッシュにある和食レストランでのバイトも見つかりました。 |
| Dさん: |
大学卒業後、ホテル勤めをしたのですが物足らず、自分はノイス(注;デュッセルドルフの西隣の街)生まれで、知り合いもいることから、ドイツをワーキングホリデー先に選び、6月1日に来独しました。1ヶ月間は"Goethe
Institut"でドイツ語を学び、現在は知り合いを通じて紹介してもらったドイツ人のホストファミリー(夫婦・子供4人)で"Opa
Mädchen(注;子供の面倒をみたり、家事の手伝いをする替りに宿泊用の部屋を提供してもらう)"としての生活を始めました。ヨーロッパのテーブルマナーを勉強できれば、と思っています。 |
| Eさん: |
英語の知識はあるので、全く語学経験のないドイツを選択、ゼロから学んでいこうと思っています。語学も好きで、また他国の人とコミュニケーションを取れる環境で暮らしてみたいと思い、この制度に参加しました。ドイツと日本の国民性の違いなど、体験を通して知りたいと思っています。 |
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| RB: |
それでは、自由に話を進めましょう。 |
| Cさん: |
Aさんはなぜマンハイムの近くに滞在することを決めたんですか? |
| Aさん: |
メール友達がいたので、とりあえず住居が決まるまでのつもりで泊めてもらったのですが、そのまま居ついてしまいました。食費以外は無料で部屋を貸してもらっています。幸運でした。 |
| RB: |
皆さん住居はどのようにして探したんですか? |
| Bさん: |
僕は"Home Company"(注;日本人が経営している不動産会社)で探しました。
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| Eさん: |
語学学校を通してホストファミリーを紹介してもらい、その後はそのファミリーの持つ学生アパートに移りました。 |
| Cさん: |
不動産会社を通すと家賃の2ヶ月分もの手数料が必要となってしまいますよね。
住居探しが現在の課題である私としては、皆さんのお話は大変参考になります。 |
| RB: |
ドイツのワーキングホリデー制度をどうやって知りましたか?
ワーキングホリデー協会かな? |
| Cさん: |
日本ワーキングホリデー協会は渡航前の手助けはしてくれるけど、ドイツの情報はあまりありません。まだ経験者が少ないので、帰国して来た人たちからの情報待ち状態のようです。 |
| Aさん: |
私はある出版社から原稿を依頼されました。なにしろ、ドイツでの制度は始まったばかり、ワーキングホリデーの実績の長いところと違って、出版社でも情報集めに苦労しているようです。 |
| Bさん: |
僕も逆にドイツから情報を伝えて、と言われました。 |
| RB: |
ところで、デュッセルドルフは日本人がとても多く、生活面でも便利さがあります。そういったことは滞在先を選ぶ際に、プラスなのでしょうか? |
| Cさん: |
私は、その点をあまり詳しく知らないままにデュッセルドルフに決めました。こちらに来た当初はドイツ人にだけ接していこうと意気込んでいましたが、言葉の問題、知り合うきっかけがない等、実際にはそうもいきませんでした。でも、少しずつドイツ人の友人もできはじめました。 |
| Bさん: |
僕の職場にはドイツ人男性と結婚している日本人の女性が働いていますが、ひとりでも日本人がいてくれると随分楽です。彼女にとっても僕と日本語を話せることがストレス解消になっているのでは? |
| Aさん: |
私の場合は周りに全く日本人がいないので、日本語を忘れてしまい、日本からの電話などの時、咄嗟に日本語が出なくなります。 |
| Bさん: |
ドイツ語を早く覚えるという点では、そういう環境の方がいいかもしれませんね。 |
| Eさん: |
私は最初、日本人のいる所は避けたいと思っていましたが、デュッセルドルフには領事館があるので、いざという時に安心だと思い、とりあえず慣れるまではデュッセルドルフで良いと判断しました。ただし、語学学校を探す時にインターネットで調べたのですが、日本語サイトのない学校を選びました。
現在はドイツ語学校のクラスメートが友達で、ドイツ人の友人はまだいません。早くドイツ人から“生きたドイツ語”を勉強したいと思います。 |
| Dさん: |
学校で勉強した文法に忠実なドイツ語と日常のドイツ語との違いを生活の中で勉強中です。でも今のところちょっとストレスですね。 |
| Aさん: |
語学学校と生活言葉(方言なども含めて)には大きな違いがあります。滞在先の友人のおばあちゃんにあたる人と話をする時、たまに相手の言葉がさっぱりわからないことがあるんです。辞書や教材で調べても載っていないし。私のドイツ語もそのおばあちゃんには通じなかったりして、最初はショックで話せなくなり、勉強意欲も失せかけました。でもそれが方言だと理解してからは、自分は標準語を学ぼうと割り切りました。でも私の住む街では方言だらけですけど。 |
| Cさん: |
Aさんはどのくらいドイツ語学校に通ったんですか? |